ご挨拶
静岡県立藤枝東高等学校は1924(大正13)年に県立志太中学校として開校されました。その後、校名を県立志太高等学校に変え、そして現在の藤枝西高等学校と東西の教場を分かちあう形で藤枝高等学校と呼称した時期を経て、1952(昭和27)年から現在の校名である藤枝東高等学校となりました。
以来今日まで、校訓である“至誠一貫”の精神に基づき、一貫して至誠の人づくりに努め、幾多の有為な人材を輩出してきました。また、初代校長の卓見により校技をサッカーと定めて以来、“文武両道”を体現する本県の拠点校として、“藤枝東”の名を県内外に知らしめてきました。卒業生は、政治、経済、産業、また文化、芸術からスポーツに至るあらゆる分野において、地域及び日本、また世界を支える力となっていることは、皆様ご承知のところであります。
2024(令和6)年には輝かしい創立100周年を迎えますが、このほど関係各方面の方々のご協力をいただき、節目の年に合わせて「学校創立100周年記念事業企画・実行委員会」を立ち上げました。
新型コロナウイルス感染症で社会情勢が不安定な中ではありますが、困難な時代であればあるほど、“歴史に学びなさい”という格言に思い至ります。この創立100周年を大きな節目とし、これまでの輝かしい実績と伝統を継承しつつ、未来に向け一層飛躍することを心から祈念し、関係各位の一層のご支援ご協力をお願い申し上げまして、私の挨拶といたします。
藤枝東高等学校創立100周年記念事業企画・実行委員長
兼 一般社団法人静岡県立藤枝東高等学校後援会長
藤枝市長 北村正平 (第38回生)